銅って何?


光春堂の作品のほとんでは”銅”で造られています。作者がこの世界に飛び込んだのも、銅の魅力に魅せられたから・・?そんな銅とはどんなものなのか、ちょっと調べてみました(^_^)



     「銅は人類が最初に使用した金属です。」
まずは歴史から。日本では弥生時代だと言われ、奈良、平安朝時代には、青銅の仏像や工芸品などがたくさん作られました。有名なところでは東大寺大仏(奈良の大仏)があります。完成まで、26年もかかったそうですよ。すごいですよね。

 それから、電気抵抗が小さくて、熱伝導率も良いことなどの特徴から、鍋やお菓子の焼型などの調理道具にもよく使われています。料理する方なら持っている人もいるのでは!?
 熱効率がいいので料理が美味しくできるという話しもあります。昔から「銅壷の水は腐らない」という話しも銅の表面は常に殺菌作用で無菌、ですからお花器や薬の一部などにも利用されているのです。

 ほかにも、銅はヘモグロビンが身体の中で作られる時に、鉄の利用を助ける役割をしています。私たちの正常な血液は銅なしではつくれないのです。銅って大切なものなのですね。

一番身近な銅で出来たもの・・10円硬貨の表面も、微量金属作用で実は無菌なのです。
 『銅の表面に付着する緑錆は有毒』と昔から考えられてきました。(私も思っていました。)
しかし!!根拠のない有毒説でした。『昭和59年8月厚生省から緑錆は有毒ではなく無害に等しいことが動物実験により解明されたと発表されました。』 

以上は [社団法人 日本銅センター]のホームページより抜粋させていただきました。詳細は当センターのホームページにアクセスしてみて下さいm(__)m


銅には長い歴史と良いことがたくさんあるのですね。
なぜ、この銅にこだわって作品を造っているのか・・。どんなふうに造っているのか・・。少しずつ書いていければと思っています。